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顔が見えないからこそ正確で、いかに相手に伝わりやすくするかを考える
電話って顔、表情や話している時のニュアンスが一切分からないから
相手が一番知りたい事を
どの言葉を使って的確に伝えるかって
結構センスが要求されるように思います
ただそのセンスって天性のものじゃなくて
色んな言葉を知っている知識と
話す機会、または話す練習が出来ているかで
培われるものだと思います
とするならば
電話対応をマスターすることは
接客技術の向上に良いトレーニングではないかと考えます
どこかお店を予約する時でも
電話越しのスタッフの言葉の配慮一つで
印象も変わります
事実は私はよくそう思いますし
そんな大それた事聞いたわけじゃないのに
「今度○日に6人くらいで予約したいのですが、もしかしたら人数が変わる可能性が現状あるんです。ただ、出来ればどこどこの席を取ってほしいのですがお願いできないでしょうか?」
と言った具合で聞いたら
「少々、お待ちください」
とだけ言って4、5分待たされた時
なんで少々って言ったのよ
店長かだれかに聞かなければ分からない状況だとか
そういった経緯は別に問題ではないんです
自分で解決出来なくて相談して返答をしなければいけないのであれば
「私には判断しかねますので店長に相談のうえ、こちらから返答のお電話をしてもよろしいでしょうか?」
だったら私にも
「じゃあそうしてください」とか
「今出先なので一時間後に再度電話します」とか
選択肢があるっていうのに
こっちの都合を蔑ろにしてる場合が本当に残念でならないのです
サービスは電話の段階から始まっているんです
~は今、席を外しておりまして戻り次第こちらから連絡致します
と聞く時が間間あるのですが
相手の言葉を借りたままの
借り言葉
は止めてもらいたい
他がどれだけ丁寧でも
初っ端に誰誰さんいます?
の誰誰さんを借りたままになっているので台無しです
コンビニ敬語もそうかもしれませんが
結構な違和感があり
年配の人などは内心で気にかかっていることが多いようです
年配の方だからどうこうではなく
キレイな言葉使いと言葉選びは
やはり聞いていて気持ちの良いもので
結局それもサービスに繋がっていくわけなのです
業者の方でも、勿論お客様でも電話を通して配慮と丁寧さを意識して心掛ける
電話の時点で他の飲食店を差をつける
良いとは思いませんか?
しかもその心掛けと練習をアルバイトに浸透させれば
通常の営業におけるサービスも向上すると思います
ただの定型文的な文章をいうのではなく
その時々の状況に応じた言葉を選択する能力
一人でも多くのスタッフが持っていれば
それはとても素晴らしいお店ではないでしょうか?