アルバイトの仕事の価値の見つけ方
出来るアルバイトは今自分がしている仕事にどんな価値があり、また自分の体験した価値に置き換えて楽しみを見つけていきます
ただ初めからその考え方をもっているアルバイトはまずいません
なので私たちが指導することで、その考えを育み
どんどん自分から仕事をこなしていく出来るアルバイトに成長させるのです
今回はその育成法の中で2点をお教えします
1.あなたの話がどれだけの価値があるかの理解を深める
まずあなたが経営者であったり店長であれば色んな知識を持っていると思います
謙遜されたとしても必ずもっています
なぜならあなたがその立場にいるのだから
あなたがもし今の仕事のあらゆる情報
料理の知識やマネージメントの知識もそうだし
そこに携わっていただいている関係業者さんの事も
すべてを忘れてしまった自分がいたら
この忘れた情報をいくらで買いますか?
二度と戻らなくなるなら、いくらまでなら買えますか?
決して安くはない金額が出てくると思います
一生懸命頑張っていればいるほど
なのであなたがもつ知識はそれだけでも十分な財産なのです
だからこそあなたが伝えた内容はその財産の一部を与えているいっても間違いではないのです
この事をアルバイトに理解してもらうと
目の色が変わります
給料とは別に財産をもらっているのですから
理解していないと、教えてもらえるのが当然のごとく思い
ただ言われた事だけすればいいと勘違いしますが
理解したアルバイトはその価値を自分の体験に置き換え
実践したいと思うので+αの動きを心掛けます
2.めんどくさい事を優先する
言い方に語弊があるあるかもしれませんが
アルバイトに何かしてもらう時は
「これをこうやってしてね」
ではなく
「これをこうするのは、こんな効果があってだからこそした時とはこれだけの差がでるから必ずするべきだよね」
と言った感じで
例をあげるなら
「この鶏肉をここはこの向きでこっちはこの向きで切っていってね」
ではなく
「この鶏肉を切る時、繊維が一定方向ではなくて箇所ごとで向きが異なるからパーツごとにその繊維の向きと反対に切るんだよ。繊維が分断されて食べた時に食感の柔らかさが全然違うから。だからこの工程がとても大事なんだよ」
もう文章で書いたら3倍くらいの量になってしまいましたが
ここまで伝えるのを心掛けていくと
教えてもらう価値もそうですが
あなた自身が
価値のある人物
ともに仕事をしたいと思う憧れの人になっていくのです
そうすれば
その時々の伝えるのは長くても
何度もこれどうするんでしたっけ?などと聞かれることもなく
自分のしてほしい行動を言わずとも進んで動いてくれるようになります
今回のこの2点
当たり前のようですが非常に重要なので意識してみてください