飲食店における英語表記のメニュー作成、それだけでニーズは満たされているの?

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目的と手段を間違わない!英語メニューはあくまで手段

飲食店をしていると外国のお客様も来店される事が以前よりもはるかに多くなったと思います

 

言葉の壁があり

もっと料理やこだわりを伝えたいのに伝えられなくて

もどかしく思う時もあったでしょう

そこで外国の方により親切で分かりやすくする為に

英語表記のメニューを作成しようと考えるのは正しいと思います

ですがここで注意していただきたいのですが

この英語メニューを作成するのは

これから来てくださるであろう外国の方へむけたもの

分かりやすく、読むことでその料理がどういったものかを知る為のもの

そしてより深い知識と料理の味を堪能してもらう為にもの

それが目的だという事をしっかり意識しなくてはいけません

 

それを間違うと

作成すること事体が目的と化して

出来た瞬間からただの自己満足の産物に成り下がってしまうのです

英語メニューそれ自体は手段なのですから

 

メニュー名を英語にするだけなら作るな!

ネットを検索すると英語表記メニュー作成のサイトがいっぱい出てきます

有料で作成してくれるところから

テンプレートでこうやって書けばいいよ、と

日本語と英語のメニュー名を書いてくれているところ

 

でも考えてみてください

もし自分が外国、仮にイタリアに行くとして少しは勉強していくと思いません?

そもそも行ったお店で日本語で書いてくれていたとしても

メニュー名だけ書かれていてもメニューに食材の名前が入っていなければ正直よくわからないですよね

トマトパスタ

とか

ボンゴレパスタ

なんてカタカナで書かれていても

結局、分かるっちゃ分かるけど親切だな分かりやすいな

とは思わないと思うんです

もしかして日本語はなしたら伝わるのかなと喋りかけたら

喋れませんって返答だとむしろがっかり

それなら写真で良いじゃないか、と

それならば指さしてコレ下さい!でもある程度伝わるだろうし

これは全部、手段が目的になってしまった場合

 

大切な事は

ここにきてくれた事で味とともに知りえた事

帰って誰かに話たくなるようなそのお店のこだわりや料理の隠し味

なるほど!と知識のお土産があげられるかだと思います

 

と考えたならば答えはでてくるのですが

料理名だけじゃなくて料理の説明やどんな食材を使っているか

どんなこだわりがあるか

それを書くべきだと思います

それと+して写真や絵があればより親切でしょう

 

ですから

上っ面だけのメニュー名を英語に変えただけで満足してはいけません

それはスタートラインです

それがめんどくさいと思うならしない方がいいでしょう

今まで外国の方から

can you speaking english?と聞かれた事は数知れず

english menu pleaseと言われた事はないのはそういう事です

 

外国の方に分かってもらうためには英語で書かなければと思うことがすでに枠に捉われているのです

そうではなくまず誰にでも伝わりやすくを心掛けるなら

料理写真とそれに関わる材料の写真を載せた方が

親切じゃありませんか

 

型にはまらず

自分達の伝え方を探しましょう

きっとそのほうが喜ばれ

最終的にはそういったお店が生き残るのです

 

 

 

 

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