マーケティングの力こそが不可欠な力
マーケティングとはそもそも何かという話ですが
市場調査とか多方面に広告などのプロモーションをするとか
外部に向けて行う施策事体をマーケティングだと捉えている方も多いと思います
そういった側面もありますが
それは本質的な事ではなくて
マーケティングの本質を行う上で必要だった場合に
実行しているにすぎません
では、マーケティングの本質とは
お客様の本当に欲しいものを提供し、その価値を届ける
これでもかみ砕いて書いたのですが
まだよく意味が分かりづらいと思うので
さらにかみ砕くと
お客様の問題を教えてあげて、解決してあげる
という事です
どういう事かというと
例えば
ミネラルウォーターを買っている人が
ミネラルウォーターが飲みたくて買っているのかという話
どこどこのミネラルウォーターがめっちゃ美味しくて飲んでるの
と言われても
そんなに水に味の違いあんの？
いや！あるよ！って言う人も中にはいるかもしれませんが
みんなの心に内在している考えは違います
「水が飲みたいけど、水道水が嫌だ」
こっちだと思うんです
要は
お金をだしてミネラルウォーターに払った価値は安全を買った
ということでないでしょうか？
知らず知らずにメディアや誰かに水道水は良くないと教えられ
口にしてはいけないものだと信じ
いつしかミネラルウォーターを買うのが当たり前になったのです
でも私が子供の頃は普通に水道水を飲んでいましたし
それで体に不調がでたことはありません
勿論、本当に良くない地域もあるでしょうし
私が住んでいたのは田舎だったので地下水だったのかもしれませんが
結局、なにかそれが当然のように常識を植え付けられると
そうしないといけないような気になる
ミネラルウォーターであれば
水道水が問題で、危ないよと教えてあげて
ミネラルウォーターは安全だよと解決に導く
これはまさにマーケティングなのです
とするならば
飲食店におけるマーケティングとは
どうしたらあなたのお店にお客様が来るのか
ではなく
なぜお客様があなたのお店に来なければならないのか
を考えることが一番大事ではないでしょうか？
もしここで
いやそんな事言われても何にも出てこない、、
と考えた人がいたなら正直もう一度お店のあり方を見つめ直した方がいいと思います
ど真剣にお店の事を考えていたら
お客様に伝えたいことはいっぱいあります
でもどれをアピールすることが一番有効なのか分からないからこそ
なぜ来るべきか
の問題と解決を考えることで一点にスポットを当てる事が出来るのです
カフェを経営していて
女性をターゲットにしているのであれば
「美味しい珈琲あります」
ではないのです
ここでのターゲットの女性の問題は
居心地の良い空間で友達と時間を気にせずお茶を出来るか？
であり
解決とは
ゆったり過ごせるソファ席、インテリアの絶妙なバランスが仕切りの役目を果たし各々の席が個室感のある空間です
どうでしょうか
ターゲットの女性にはこちらのアピールの方が効くと思いませんか？
ちょっと料理アピールと違う方向を書いちゃったのはしまったな
とは思いましたけど
パッとすぐに思いついたのがそれだっただけで
あなたが
何かの料理に特化した専門店なら
改めて、なぜその専門料理を食べなければならないのかを
お客様を想像して考えれば
自ずと答えはでてくると思います
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